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コレだけは押える!性病カンジタの基礎知識

カンジタ菌という真菌が異常増殖することによって引き起こる疾患がカンジタ症です。

このカンジタ症は性行為によって感染することが知られているため〝性病カンジタ〟と呼ばれることもあるようですが、クラミジアやコンジローマのような性病とはまた少し違った性質の疾患なので、そのあたりの違いについてまとめておきましょう。

※性病とは … 厳密にいうと性病予防法(感染症法が制定されたことにより廃止)で定められた4疾患(梅毒、淋病、軟性下疳、鼠径リンパ腫)のことを指し、現在は性感染症(← 性行為でうつる病気のこと)という用語が用いられていますが、当ページでは混乱しないよう、あえて性病という言葉を使っています。
性病カンジタの原因
先にも説明したとおり、性病カンジタとは、カンジタ属の真菌によって起こる感染症のことですが、カンジタ症を引き起こす真菌は、主にカンジタ・アルビカンスと呼ばれる種類の真菌であると考えられています。

※ 他にもカンジタ・グラブラータやカンジダ・トロピカーリスといった種類もあるようですが、膣炎などの感染症を起こす主だった真菌(約8割)はカンジタ・アルビカンスのようです。

さて、このカンジタ菌の興味深い点は、実はもともと人の皮膚や口腔、生殖器周辺(膣)部などで普通に生息している常在菌の一種であるということです。

つまり、カンジタ菌そのものは基本的に病原性の弱い菌であり、体内に寄生しているからといって直ちに悪さをするわけではないため、性病検査などで検出されたとしても、即、治療が必要なカンジタ症であると診断されるわけではありません。

では、どういった場合に問題となるのか…?

それは、冒頭でも触れたとおり、カンジタ菌が異常増殖してしまった場合です。

カンジタ菌が増殖してしまう原因としては、主に次のようなものが考えられますが、カンジタ菌が必要以上に増殖すると普段は病原性の弱い菌でも暴れ出すため、治療を必要とする感染症に発展してしまうケースがあります。
カンジタ菌が繁殖する主な原因
チェック免疫機能の低下(疲労、寝不足、ストレス、風邪などにより体力・免疫力が落ちてくると増殖してしまう人もいる…)

チェック抗生物質の服用(これまでカンジタ菌とバランスを保っていた細菌が減少してしまうことによるカンジタ菌の増殖…)

チェック妊娠・月経・ビルの服用(身体のバランスを崩してしまい抵抗力が落ちやすい…)

チェック性行為(感染者との性行為を介してうつる…)

チェックその他(肥満、糖尿病 …など)
このように、カンジタ症を引き起こしてしまうキッカケとなる原因はいくつか考えられ、女性器で発症するカンジタ膣炎などは性行為によって粘膜感染することもあるため、性病カンジタと呼ばれても仕方のないことなのかもしれませんが、実はこのカンジタ症が性行為によって感染するケースは、カンジタ膣炎を起こす人の約5~10%程度だと言われています。

つまり、カンジタ膣炎は、どちらかというと性行為によって起こる疾患というよりも、もともと自分の体内にいた真菌が何らかの原因によって自己増殖してしまった結果、起こりやすい症状なので、性行為でうつる病気という意味でとらえがちら性病という表現を用いて、すべてのカンジタ症を〝性病カンジタ〟と呼んでしまうのは、個人的にはどうかと思われます。


性病カンジタの治療方法について

前項でも説明したとおり、カンジタ菌自体は、もともと人の皮膚や口腔、生殖器周辺(膣)部などで普通に生息している常在菌の一種なので、性病検査などで検出されたからといって、直ちに治療が必要になるわけではありません。

したがって、例えば女性器で起こるカンジタ膣炎に関しては、真菌が異常増殖してしまい、次のような症状を引き起こしている場合に初めて病的と判断し、治療の必要性が出てきます。
カンジタ膣炎の主な症状

・膣内や外陰部の痒み(悪化すると痒みが強くなる)
・白いドロッとしたヨーグルト(あるいは酒カス)状のおりものの増加
・性行時の痛み
・排尿時の痛み
・その他、膣口や陰唇などの外陰部の痛み、腫れ、発赤、灼熱感 …など
カンジタ膣炎の治療法
カンジタ症は特に女性の膣部が主要な部位と考えらえれていることから、ここではカンジタ膣炎を発症した場合の治療法についてまとめておきましょう。

カンジタ症は真菌の異常増殖を原因とした疾患なので、治療の際には主に下記に示すような真菌を殺す抗真菌剤が用いられます。
主な治療薬
商品名 一般名 メーカー
エンペシド膣錠 クロトリマゾール バイエル薬品
エンペシドクリーム クロトリマゾール
アデスタン膣錠 イソコナゾール硝酸塩腟錠
フロリード腟坐剤 ミコナゾール硝酸塩 持田製薬
フロリードDクリーム ミコナゾール硝酸塩
オキナゾール腟錠 硝酸オキシコナゾール 田辺三菱製薬
膣カンジタ
再発治療薬
(市販品)
 フレディCC(膣錠/クリーム) イソコナゾール硝酸塩(有効成分) ロート製薬
 メディトリート(腟坐剤/クリーム) ミコナゾール硝酸塩(有効成分) 大正製薬
カンジタ膣炎の治療は第一選択として主に外用薬(軟膏・クリーム)が使用されるようですが、症状や体質によっては膣錠や飲み薬なども処方されることがあるので、必ず医師の指導に従うようにしてください。



(膣カンジタ:再発治療薬)


性病:豆知識

トリコモナス膣炎とは?

真菌を原因とするカンジタ膣炎とは異なり、トリコモナス膣炎は〝トリコモナス原虫〟と呼ばれる原虫が膣に寄生することで引き起こる炎症です。
トリコモナス原虫の画像
このトリコモナス原虫は、膣内にあるグリコーゲンを消費しますが、もともと膣には常在菌であるデーデルラインという桿菌(乳酸菌)が存在しており、トリコモナス原虫と同じくグリコーゲンを餌にしているため、この原虫にグリコーゲンを横取りされたデーデルライン桿菌は活動ができなくなってしまいます。

その結果、膣内の常在菌であるデーデルライン桿菌が死に雑菌が侵入しやすくなるため、女性の場合は特に〝おりもの〟の臭いや症状に大きな変化が現れるケースが多いようです。

主な症状
・おりものの変化
・外陰部の腫れ/痛み/痒み
・排尿時の痛み
・性交時の痛み/不快感 等
トリコモナス症に感染した場合、抗トリコモナス剤(メトロニダゾール)を使った飲み薬による薬物治療が一般的なようですが、トリコモナス膣炎に感染している女性については、治療効果を高めるために、膣内に膣錠を挿入したり軟膏などを塗布する局所治療が併用されるケースもあります。

ちなみに、トリコモナス症治療薬(フラジールなど)は市販されていなので、個人輸入を除くと病院で医師に処方してもらう必要があります。
矢印

カフェ

郵送性病検査キットとは?

病院で性病検査を受けるのは抵抗がある方向けに提供され始めた新たなサービスが性病検査キットを使った郵送による性病検査です。

このシステムについてザッと説明すると、自宅で血液や尿などを自己採取した後、ポストに投函すると、後日検査結果が送られてくるという流れになっています。

このサービスを提供している会社は複数ありますが、ふじメディカルなどでは検査キットの種類が充実しており、自分が知りたい性感染症の項目だけをチェックしやすいので、一括検査パックに比べれば割高ですが、人によっては費用を押えることにもなり検討の余地があるのではないでしょうか。





(膣カンジタ:再発治療薬)