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爪水虫は塗り薬で治せるのか…

近年、新たな治療薬が開発されたことで、爪水虫に関しては塗り薬よりも飲み薬を使った治療を勧めるクリニックも増えていますが、爪水虫に効くとされる飲み薬は副作用のリスクも高いため、患者によっては服用できないケースも出てきます。

また、爪水虫は塗り薬よりも飲み薬の方が治療効果が高いとはいえ、次のような理由から、あまり受けたくない(あるいは、医者も強く勧められない)と内服治療を拒否する患者も少なくないようです。
内服治療の特徴
チェック消化器系(胃の不快感、腹痛、吐き気、下痢など)や血液障害、肝機能障害といった副作用が出る人もいる…

チェック完治率は高い(約7~8割程度)が治療効果のない人もいる…

チェック定期的(1~2ヵ月毎)な血液検査が必要…

チェック塗り薬よりも治療期間は短いとされるが、半年~1年程度(爪が伸びる速度など、個人差あり)の治療期間を要する…

チェック薬代が高い…
そのため、爪水虫治療に塗り薬を使っている患者はいまだに多いようですが、結局のところ、改善効果がなければ、なんの意味もありません。

そこで、爪水虫に塗り薬が効くのかどうか・・・まずは、そのあたりの知識について少しまとめておきましょう。
爪水虫に塗り薬が効きにくい理由
爪水虫とは、文字通り〝爪に発生する水虫〟のことですが、もう少し具体的に説明すると、爪や皮膚を作るタンパク質(ケラチン)をエサにする白癬菌と呼ばれる真菌の一種が爪の中で繁殖しているために起こる爪の病気です。

爪水虫は他の水虫とは違って痛みや痒みを伴わないケースも多く、気付かずに放置されている人もいますが、白癬菌に侵された爪をそのまま放っておくと爪の表面や先端の一部が白く(あるいは黄色)濁りはじめ、真菌が活発に繁殖しだします。

爪水虫の症例写真すると、白癬菌は徐々に爪の付け根に向かって広がっていき【右記:画像】のような状態にまで悪化してしまうケースも見られますが、一般的に爪水虫に対して塗り薬が効きにくいとされる理由は次の通りです。
塗り薬が効きにくいとされる主な理由
チェック皮膚と違って厚く固い爪の中に菌が寄生していることから、薬剤が爪の中まで浸透しにくく、有効成分が十分に吸収されない!

チェック爪の成分は皮膚と同じなので、皮膚の表面が脂っぽいのと同じように爪にも脂がある。そのため爪の表面を覆っている脂が薬剤を弾いてしまい有効成分が浸透しにくい!
このような理由から、一般的に爪水虫を塗り薬で治すのは難しいと言われていますが、塗り薬を使ったケアが全く無駄になるのかというと、必ずしもそうとは限らないようです。

そのひとつが皮膚科などでも昔から行われている〝ODT療法〟であり、個人差もありますが、爪水虫の改善効果が見られた人もいるようです。

実践!塗り薬を使った爪水虫治療の基礎知識

前項でも説明したように、塗り薬の場合、単に爪の表面に薬剤を塗布しただけでは有効成分が浸透しにくいため、ODT療法では、薬剤の浸透性を高めるためにラップなどを使って密封状態を作るのが特徴ですが、その基本手順と方法について簡単にまとめておきます。

※ ODT療法のODTとは、Occlusive Dressing Techniqueの頭文字を取ったもので〝密封療法〟と呼ぶ人もいます。
ODT療法の基本的な手順&方法

用意するもの

・抗真菌外用薬※ 軟膏やクリームタイプの方がよいとする人もいるが、液体を使う場合も…
・ラップフィルム(食品用ラップでOK)
・テープ(医療用紙テープやビニールテープでOK)
・ハサミ
~ 基本手順・方法 ~

① 石鹸を使って足をよく洗う。水虫に犯されている部分だけではなく、爪と皮膚の間や生え際、指の間をしっかりと洗うこと。
矢印
② タオルで水気を取り、十分に乾燥させる。
矢印
③ 外用薬を爪からはみ出るくらい余裕をもたせてたっぷりと塗りつける。患部だけでなく、爪(指先)と皮膚の間、生え際にも塗布すること。
矢印
④ ラップを適当な大きさに切り、薬を塗った指にラップを巻きつけテープで固定する。複数の指に白癬菌が感染している場合は密封性を高めるためにまとめて巻きつけるよりも、1本1本巻きつけた方がベスト!
矢印
⑤ しばらく放置(症状にもよるが、概ね30分~1時間程度)

※注:最近は治療効果の高い外用薬も市販されているので、ODT療法は自宅で簡単に行えますが、患部に白癬菌が存在しなければ水虫以外の病気であることも考えられます。また、実際の症状を見てみないことには治療時間や適切な抗真菌薬を選択することができないため、症状を悪化させないためにも、独断で治療を始める前に、まずは皮膚科専門医の診断を受け、適切な指導を受けることをお勧めします。
指導する医師によって、若干異なってくる(濁った爪は削り取ってからの方がよい…等)ようですが、ODT療法の基本的な手順・方法は概ね上記のとおりです。

このODT療法は即効性はないので、爪水虫の状態にもよりますが、半年~1年程度の期間を必要とする根気のいる治療法です。

根気がなく飽きっぽい人には向きませんが、塗り薬を使った爪水虫治療に効果があると考えらえているのは、この方法くらいです。




水虫:豆知識

爪水虫が飲み薬で治る仕組みについて

なぜ飲み薬で水虫が治るのか疑問に思われる方も多いでしょうが、爪水虫のように爪の中で真菌が繁殖しているケースでは、塗り薬による治療では薬効成分が思うように届きません。

そこで、爪自体には血管が通っていませんが、爪を作る爪母(そうぼ)や爪床(そうしょう)には血管が通っていることから、水虫の原因である白癬菌を死滅させる薬品〝イトリゾール〟や〝ラミシール〟を服用することによって、有効成分を血管を循環させながら患部へ浸透させ水虫退治を試みているのです。

近年は新たな飲み薬が開発されたおかげで、医療機関における爪水虫治療は内服薬治療へと移行しつつあり完治率も非常に高い(7~8割程度)ようですが、副作用のリスクもあるので、爪水虫に悩んでいる方は、まずは専門医に相談してみましょう。
従来の抗真菌薬
グリセオフルビン
矢印白癬菌の繁殖を抑える
近年の抗真菌薬
・イトラコナゾール
・テルビナフィン(ラミシール)
矢印白癬菌を死滅させる

カフェ

最新!水虫治療薬情報

水虫治療には〝抗真菌薬〟と呼ばれる薬剤が使用されますが、この薬剤は大きく内服薬と外用薬とに分けることができます。

※ 水虫治療に用いる飲み薬タイプの内服薬は、医療機関でしか扱いが認められていません

特に近年は、ラノコナゾールやテルビナフィンといった抗真菌薬が注目されていますが、現在は外用薬であれば、これらの成分が配合された水虫治療薬(『ラミシール』『ピロエース』など)は、ネット通販や近隣のドラッグストアなどでも購入することができます。

これまでなかなか治らないと悩んでいた方は、従来の白癬菌の繁殖を抑える成分が配合された水虫治療薬とは違い、白癬菌の繁殖・増殖を抑え死滅させる作用をもった最新の水虫治療薬を、一度試してみる価値はあるかもしれません。