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アトピーに効く温泉を探す前に押えておきたい基礎知識

アトピーに効く温泉がある・・・!?

という話は今に始まったことではないので、実際にアトピーの改善効果があると言われる温泉に足を運んだことのある方もいるはずです。

しかし、なぜ温泉に浸かるとアトピー症状がよくなるのか・・・

そのあたりの理由まで考えて行動しているという人は、なかなか少ないかもしれません。

そこで、なぜアトピーに効く温泉があるといった話が広まるようになったのか、まずはその背景について少しまとめておきましょう。
温泉にアトピー改善効果があると考えられている理由
昔から温泉には様々な効果があると言われていますが、温泉がアトピーに効くとされる背景には、主に次に挙げるような作用が大きくかかわっているのではないかとする説があります。
温泉に浸かることで得られる主な作用
殺菌作用 皮膚に住み着く黄色ブドウ球菌の増殖が、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させている原因のひとつではないかと考えられている。泉質などにもよるが温泉には殺菌作用の高い湯もあるため、このような殺菌作用の高い湯に浸かることが、黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えることになり、結果としてアトピー症状の改善につながったのではないか…
温熱作用 アトピー性皮膚炎は体内の機能低下も原因のひとつと考えられている。温泉に浸かると、身体が芯から温まり、冷えによって収縮していた体内の血液循環が良くなるため、細胞の新陳代謝も促される。その結果、皮膚細胞も活発化し、正常な皮膚に戻ろうとする働きがアトピーの改善につながっているのではないか…
含有化学成分作用 温泉に含まれる様々なイオン化した化学成分の影響により、浄化作用や保水・保湿作用などが得られる。また、皮膚から吸収されて血液中に入った化学成分が、身体の細胞活性化につながり、皮膚の修復をはじめ、各器官や機能改善によい影響を与えているのではないか…
静水圧・浮力作用 水中に体を沈めると体表面に圧力(静水圧)がかかる。温泉に浸かることにより静水圧の影響を受けることで体に負荷がかかり、呼吸器官や循環機能の働きが活発化する。また、水中では重力と反対の力である浮力を受けるが、浮力は全身をリラックスさせ、精神的・身体的ストレスを緩和するため、アトピー性皮膚炎の症状悪化に深くかかわっているとされるストレス軽減につながっているのではないか…
非特異的変調作用 温泉に浸かると様々な作用(①~④も含む)を受けるため、身体に変調が現れるが、もともと人間には体の機能が刺激を受け変調をきたすと、身体の状態を一定に保とうとする恒常性機能が働き、身体を元に戻そうとする。この作用は特に自律神経系に深く働きかけると考えられているが、非特異的変調作用による働きは、それまで低下していた身体の諸機能を活性化し、異常な状態から正常な状態に戻ろうとするため、この作用がアトピーの改善につながっているのではないか…



意外と知らない !? アトピーに効く温泉の落とし穴

温泉に浸かると前項で説明したような作用が起こるため、その相乗効果が、結果としてアトピーの改善につながったのではないかとする説もありますが、残念ながら温泉がアトピーに効くという根拠を化学的にハッキリと解明(証明)した人はいません。

しかし、温泉に浸かったらアトピー症状が改善したという体験者がいるのも事実のようなので、ここではアトピーに効く温泉とはいったどんな温泉なのかについて、少しまとめてみましょう。
アトピーに効く泉質とは…
温泉は含有成分の違いにより、泉質は大きく分けると11種類【下記表】に分類されますが、泉質によって効果効能は異なってきます。

泉質によってはアトピー体質の方が浸かると症状が改善するどころか、刺激が強すぎてかえって症状が悪化してしまう恐れもあるので要注意です。
掲示用新泉質名
① 単純温泉
② 二酸化炭素線
③ 炭酸水素塩線
④ 塩化物泉
⑤ 硫酸塩泉
⑥ 含鉄泉
⑦ 含アルミニウム泉
⑧ 含銅-鉄泉
⑨ 硫黄泉
⑩ 酸性泉
⑪ 放射能泉
一般的にアトピーに効く温泉の泉質としては、硫黄泉をはじめ、単純温泉、炭酸水素泉、塩化物船泉などが挙げられるようですが、アトピー性皮膚炎は人によって症状や程度が異なるため、これらの泉質が万人に効く温泉とは限らないのが現状です。

温泉イメージ画像前項でも説明したように、皮膚に住み着く黄色ブドウ球菌の増殖が、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させている原因のひとつではないかと考えられていることから、この細菌の殺菌効果に優れている酸性泉で症状が改善したというケースがある一方で、刺激の強い酸性泉が肌質に合わず、かえって症状が悪化してしまったというケースも見られます。

そのため、アトピー性皮膚炎の症状改善を目的とした温泉湯治療法を実践される方は、独断で判断するよりも、専門の医師に相談の上、適切な方法で行った方が良さそうです。
温泉湯治療法の基礎知識
意外と知らない方も多いようですが、温泉の効果効能を得るために行う〝湯治〟とは、通常3~4週間程度の期間(あまり長すぎても皮膚に慣れが生じて、効果が得られにくくなるとも…)を要し、かつ、1日に2~3回(体力のない老人や幼児は1回程度がよいケースもある)の入浴が必要だとされています。

そのため、日帰り入浴や、1~2泊程度の旅行で浸かる温泉入浴で湯治と同等の効果を期待するのは難しいということをまずは理解しておくべきです。

また、アトピーに効く温泉に足を運び、温泉湯治療法を続けていると、倦怠感や眠気、発熱や不眠といった様々な症状が起こることもありますが、これは温泉の刺激に身体が反応していることが影響していると考えられます。

そのため、独学での湯治療法は危険なケースもあるので、いつもと違う症状に気づいたら、場合によっては入浴を中止し、専門医に相談することも考えましょう。