| 似て非なる症状!せんけいコンジロームとフォアダイスの相違点 |
性器クラミジアや淋病ほどポピュラーな病気ではありませんが、近年、増加傾向にあるといわれている性感染症のひとつがせんけい(尖圭)コンジローマ≠ナす。
せんけいコンジローマは、他の性病に比べ【写真 画像.T.U】のように性器にイボ状のブツブツができやすいため、比較的、分かりやすい特徴をもった疾患ですが、中にはフォアダイス※と呼ばれるせんけいコンジローマと似た症状もあり、両者を混同されている方も多いようです。
そこで、両者の違いについて軽く説明しておきましょう。 |
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せんけいコンジローマ(男性)
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写真 画像.T
(冠状溝周囲)
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写真 画像.U
(裏スジ)
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※ 注 … 正確に説明すると、亀頭部や陰茎皮膚に見られる白色〜黄白色の小さなブツブツのことをフォアダイスと呼びますが、ここでは理解しやすいようにタイソン線や真珠様陰茎小丘疹のことをまとめてフォアダイスの一種として紹介しています。

せんけいコンジローマの病原体であるヒト乳頭腫ウイルス(HPV)に感染すると、一定の潜伏期間(1〜数ヶ月)を経て、ピンク色(あるいは白・褐色系が多い)の不規則なイボ状の突起物(発症数には個人差があり、突起物の大きさは1〜5ミリ程度)が現れます。
※ ただし、コンジローマに感染していてもイボ状の突起物が現れない方もいます。
また、このイボ状の突起物を治療せずに放置していると数が増えることも多く、【写真 画像.V】に見られるような、ちょうど鶏のトサカ(カリフラワーのような…と例える人もいます)のような症状が出る方もいます。 |
写真 画像.V

冠状溝周囲に発症した
せんけいコンジローマ
(男性)
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せんけいコンジローマの発症部位は、男女別に見ると下記表のような感じになりますが、主に性器や肛門まわりにできやすいのが特徴です。

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男性
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亀頭・陰茎(さお)・冠状溝(カリ)・包皮陰嚢・尿道口・肛門周辺部 …など |
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女性
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小陰唇・大陰唇・膣内(膣前提)・肛門周辺部 …など |

【写真 画像.W】は、男性の性器を拡大したものですが、ちょうど陰茎小帯(いわゆる裏スジ=jに、白色(または透明)のイボ状のツブツブが見てとれるはずです。
このツブツブは先に説明したせんけいコンジローム≠ニは異なりタイソン線(包皮線)≠ニ呼ばれるもので、大きさが不規則な尖圭コンジロームの突起物に対し、ツブが小さく揃っているのが特徴です。
タイソン線は、生理的な現象で起こる脂肪の粒で、病気とはまったく関係なければ他人に感染することもないので特に治療の必要はありません。 |
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フォアダイス(男性)
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写真 画像.W
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写真 画像.X
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一方【写真 画像.X】を見ると、亀頭部の冠状溝(いわゆるカリ=jに沿って1〜2ミリ程度のイボが複数確認できますが、これは真珠様陰茎小丘疹(しんじゅよういんけいしょうきゅうしん)と呼ばれるもので、タイソン線同様、総称してフォアダイス≠ニ呼んでいる専門科もいるようです。
ただし、せんけいコンジロームのような病気ではないものの、数が多くてどうしても気になる…と悩んでいる方は病院で除去してもらうことも可能なので、医師に相談してみるのも良いでしょう。
ちなみに、成人男性の約2割は真珠様陰茎小丘疹≠ェあり、成人男性の約6割はフォアダイス≠フ症状が多かれ少なかれ見られると言われています。
せんけいコンジロームの病原体であるHPV(6型・11型など)に感染し、性器にイボ状の突起物が現れた場合は、何の治療もせずに完治することはありません。
また、せんけいコンジロームに感染しているにもかかわらず、治療をせずそのまま放置していると、症状が悪化するだけでなく、恋人(配偶者)にうつしてしまったり、再発率が高まり治療期間が長引くなどの支障がでてくる恐れもあるので感染していることが判明した時点で、できるだけ早期治療を行うべきです。
※ コンジロームに限りませんが、性感染症患者はエイズ(HIV)感染率が上がるといったデータもあるようです。
| せんけいコンジロームの治療法は《外科手術》と《薬物療法》に分けることができますが、患者にとってどちらの治療方法が最も適しているかは、コンジロームが発生した場所や症状、あるいは進行程度により異なってくるので、主治医としっかり相談した上で最善の治療方法を決定することになります。 |

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外科手術
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薬物療法
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・外科的切除
・レーザー療法
・電気焼灼療法
・冷凍凝固療法 |
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・5-FU軟膏
・ブレオS軟膏
・ベセルナクリーム
・アルダラクリーム
・ポドフィリン液 |
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なお、詳細についてはコンジロームの治療(薬)法をご覧下さい。

コンジロームは性病なだけに、病院に行って治療を受けるのは恥ずかしい…といった方は少なくありません。
そのため、市販の治療薬を使ってこっそり治したい!と思っている方もいるようですが、薬物療法で処方される治療薬は、医師の処方を必要とするため、残念ながら市販薬としては販売されていません。
そのため、先に紹介した治療薬を近隣のドラッグストアで購入することはできませんが、海外で販売されているアルダラクリームなどは、個人輸入という形で購入することは可能です。
※ アルダラクリーム … FDA(米国食品医薬品局)に承認された外性器(または肛門周囲)のコンジローム治療薬。
インターネットが普及した現在、病院に行くのは恥ずかしい…といった方などが、個人輸入代行業者を介して、アルダラクリーム等を購入しているようですが、海外医薬品を個人輸入した場合、契約から薬を使用したことによる効果・副作用まで、そのすべてが自己責任となるので、個人的にはあまりおススメできる治療法とは思えません。 |
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包茎の方の性器は亀頭が包皮に覆われている時間が長く、包皮内がジメジメしやすいため、雑菌や恥垢がたまり、結果、細菌などが繁殖して亀頭包皮炎を起しやすいのは事実です。
性病の多くは皮膚や粘膜にある微細な傷口から侵入し感染するので、亀頭包皮炎などを起しやすい包茎の人がコンジロームに感染しやすいというのは、あながち間違いであるとはいえないでしょう。
しかし、仮に包茎であっても、常に性器を清潔(お風呂に入ったら包皮を剥いてよく洗う)にしてさえいれば、必要以上に心配することはありません。
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■ 性病検査 豆知識 ■
病院へ行かずに自宅でコッソリできる性病検査方法とは?
近年、増加傾向にある性病クラミジアは、男性は2人に1人、女性は5人に4人は自覚症状がなく、気付きにくい性病のひとつだと言われています。
そのため、性交渉によって知らず知らずのうちにうつされている可能性も多いようで、不特定多数の異性と接触のある人は、一度はきちっと性病検査を受けるべきなのかも知れません。
しかし、クラミジアは性病なだけに病院で検査してもらうには抵抗がある…という方も多く、治療しないまま、感染者をさらに増やしているといった風潮があるようです。
※ 性病の中にはオーラルセックスだけでも感染してしまうものもあります。
クラミジア自体はそれほど怖い病気ではありませんが、女性の場合、感染していながら放置していると、最悪、不妊症にもなりかねないので、できるだけ早期に治療をしておきたいものです。
そこで、近年、病院に抵抗がある方向けに提供され始めたサービスが性病検査キットを使った郵送性病検査です。
このシステムについてザッと説明すると、簡単な方法で血液(尿)などを自己採取しポストに投函すると、後日検査結果が送られてくる…という流れになっています。
潟qューマンサポートが提供している性病検査キットには、クラミジアのほか、カンジタやHIV、淋病など…複数の性病チェックができるので、いきなり病院に行くのは抵抗があるけど、性病に感染しているようなら悪化する前に治療したい…という方は、この郵送検査を、一度、検討してみるのもよいでしょう。

セルシーフィット
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