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知ってるようで意外と知らない!咽頭クラミジアの症状と感染経路

一般的には単にクラミジア感染症といえば、性器クラミジアのことを指して呼ぶ性病(性感染症)のようですが、クラミジア感染症の病原体であるクラミジア・トラコマチスは、性器以外にも、目や喉(のど)に感染することが知られています。

そのため、クラミジア感染症の病原体が喉に感染した疾患のことを〝咽頭クラミジア〟と呼び、咽頭クラミジアの症状が見られる(あるいは疑いがある)場合は、通常、喉の奥の粘膜を採取して病原体の検出を試みます。
咽頭クラミジアの症状・特徴
細胞内に寄生する病原体クラミジア・トラコマチスは、治療をせずにそのまま放置していると、細胞内でどんどん増殖し炎症を起こします。

そのため、主に下記のような症状が見られるようですが、ご覧のように咽頭クラミジアの症状は、風邪のときに見られる症状とよく似ていることがわかります。
主な症状
チェック喉の腫れや痛み
チェック発熱
また、たとえ咽頭クラミジアに感染していたとしても、すべての感染者に症状が現れるわけではなく、咽頭クラミジアによる症状は比較的軽い(特に女性は症状が出にくい)ため、性病検査でも受けてみなければ感染しているのかどうかがハッキリしにくいこと(つまり自覚症状がない)、そして、気付かないまま放置していると性器クラミジアよりも治りにくい点で厄介な疾患であるともいわれています。

※ 人の口中には様々な細菌が住み着いており、病原体が他の細菌と遺伝子交換を行うことで、現在、使われている抗生物質では治りにくい耐性菌が生まれやすいとの報告もあります。
咽頭クラミジアの感染経路
咽頭クラミジアの病原体であるクラミジア・トラコマチスは、主に粘液の接触で移るウイルスです。

そのため、その主な感染経路は感染者との性交渉にあるという見方が有力ですが、菌の感染部位が喉(のど)であることからも、挿入行為のないオーラルセックス(フェラチオやクンニリングス)で感染させてしまっているケースが意外と多いようです。

そのため、咽頭クラミジアに関しては《男性 → 女性》といったルートによる感染率が高いといわれています。

ちなみに、コンドームさえしていれば大丈夫だと思い込んでいる方も中にはいるようですが、クラミジアは他の性病と比較しても感染率が高いため、コンドームを装着したからといって絶対感染しない!という保障はまったくありません。

コレだけは押さえる!咽頭クラミジアの治療法

性器クラミジアに感染した場合は、通常、性病科や泌尿器科で治療を行うことになりますが、咽頭クラミジアに関しては、耳鼻咽頭科での治療・検査が一般的なようです。

※ ただし、耳鼻咽頭科でも治療や検査を行っていない病院もあるので、電話などで予め確認しておくことをおススメします。
治療法・治療薬
咽頭クラミジアの治療には、通常、病原体を消失するための抗生物質やサルファ剤による内服治療が試みられます。

現在、クラミジア治療に有効とされる抗生物質は複数ありますが、近年、その手軽さと安全性、高い除菌率から、マクロライド系の抗生物質〝ジスロマック〟などを処方する病院も増えているようです。

※ ジスロマックは1回服用するだけで、その効果が1週間程度持続するため、毎日服用する必要はありません。
主な抗生物質
マクロライド系 ジスロマック・クラリス …など
テトラサイクリン系 ビブラマイシン・ミノマイシン …など
ニューキノロン系 クラビット・タリビッド …など
ただし、先にも軽く触れましたが、咽頭クラミジアは性器クラミジアの治療に比べると治りにくい疾患であり、治療期間も長引きやすいと言われています。

そのため、治療の際には医師の指導・指示に従い、自己判断で治療を止めてしまうのは禁物です。

※ 耐性菌の発現により、処方された抗生物質が効かないこともあるので、治療終了後に確認検査をしてくれるような病院を選ぶことも重要!また、最近は国内未承認の治療薬を個人輸入される方もいるようですが、その場合、薬の品質や服用したことによる副作用などは全て自己責任になる!ということだけは忘れないでください。



自宅でできるクラミジア検査とは…
クラミジアに感染してしまったこと自体に関して、それほど恐れる必要はありませんが、治療を放置していると感染範囲が広がり、最悪、不妊症(性器クラミジアの場合)の原因となることもあると考えられています。

また、大切な恋人や妻(夫)に移してしまうリスクが常に付き纏うため、咽頭クラミジアに感染していることが判明した時点で、早期治療を心がけることが大切ですが、クラミジア感染症は自覚症状が少なく、感染者本人が気付いていないケースも少なくありません。

クラミジアは性病に属する疾患の中では特に感染者が多く、男女共にその感染者数はトップに君臨するほどポピュラーな病気として位置付けられており、極端な話し、一度でもセックスをした経験のある人ならクラミジアに感染している可能性は〝ゼロ〟ではないということです。

そのため、性交渉の経験がある方は、知らず知らずのうちにうつされている可能性がないとも言い切れないので、 特に風俗店を利用したことがある、不特定多数の異性と性交渉をしてきたというような人は、一度、しっかりと性病検査を受けることをおススメします。

しかし、クラミジアは性病としての認識が強いだけに、病院で検査してもらうには抵抗があるといった方も多いのが事実です。

そこで、検査はしてみたいけれど病院には行きづらいといった方向けに始まった新たなサービスが、自宅で行える郵送性病検査です。

このシステムについてザッと説明すると、ネット上から申込を行い、性病検査キットを郵送してもらい、簡単な方法で血液(尿・患部の粘膜)などを自己採取しポストに投函すると、後日検査結果が送られてくる…という流れになっています。

この郵送性病検査を提供している会社はいくつか存在しますが、咽頭クラミジアについては『ふじメディカル』の検査キットなどが有名です。

ふじメディカルでは、咽頭クラミジアと咽頭淋病のチェックができるのどセット(男女共通)もあるので、感染の不安のある方は、こうした検査キットの利用を検討してみてはいかがでしょうか。



性器クラミジア感染者数
年度 男性 女性
H12 15,856 21,172
H13 17,497 23,339
H14 18,284 25,482
H15 17,725 24,220
H16 16,533 21,622
H17 15,220 19,837
H18 13,909 18,203
H19 13,176 16,763
H20 12,401 15,997
H21 11,845 14,200
H22 12,428 13,887
H23 11,736 13,946
H24 11,470 13,060
H25 12,369 13,237
H26 11,936 13,024
参考:IASR 感染症発生動向調査


性病検査:豆知識

クラミジアの検査方法、PCR法とハイブリッドキャプチャー法ってなに?

クラミジアに感染しているかどうかを判断するための検査方法はいくつかありますが、比較的よく利用されているのが〝PCR法〟や〝ハイブリッド・キャプチャー法〟と呼ばれる検査方法です。
PCR法

PCR法とはクラミジア感染の疑いのある患者から採取した検体を「温め→冷やす(繰り返す)」ことにより遺伝子を増幅させて菌の検出を試みる検査方法です。

ちなみに、咽頭クラミジアの疑いがある場合は、患者の喉の奥の粘膜を専用の綿棒などで擦り取ったものを使用します。

このPCR法は、非常に感度の高い検査方法なので、極わずかなクラミジアでさえも検出してしまうため、まだ病気が成立していない場合でも〝陽性〟反応を示してしまうことがあるようです。

※ クラミジア感染症を発症するには、数多くの病原体が集まらなければなりません。

そのため、今現在、病気かどうかを知りたい場合には、PCR法よりも、ハイブリッドキャプチャー法の方が適しているといわれています。
ハイブリッドキャプチャー法

ハイブリッドキャプチャー法は、PCR法とは異なり遺伝子の増幅をしない形で菌の検出を試みる検査方法です。

この方法はPCR法よりも病気の成立に近い形で、病原体を検出することができると考えられていることから、特に近年は注目されている検査方法のひとつであり、GMEなどの郵送性病検査サービスを展開している会社などでも導入されています。
なお、GMEやふじメディカルでは、性病に関する単項目の検査キットが充実しているので、咽頭クラミジアだけを検することも可能です。

余計な検査項目を省いて費用を抑えたいという方は検討してみましょう。





感染者数ランキング
男性 女性
1位 性器クラミジア 性器クラミジア
2位 淋病 性器ヘルペス
3位 性器ヘルペス 尖圭コンジローム
4位 尖圭コンジローム 淋病
[参考:2011年感染症発生動向調査]