水いぼ 【写真・画像】

〜 知ってるようで意外と知らない!水いぼの常識・落とし穴 〜



写真(画像)で学ぶ!水いぼの症状と基礎知識
コレだけは押さえる!水いぼの治療法



写真(画像)で学ぶ!水いぼの症状と基礎知識


伝染性軟属腫ウイルスが皮膚感染することで発生する写真 画像.T】のようなイボを水いぼ≠ニ呼んでいます。

一般的にイボ≠ニ呼んでいる手や足にできやすい写真 画像.U】のようなイボ≠ヘ、ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス)が原因で発生するイボなので、両者は異なるウイルスによってできるイボ≠ニいうことを、まずは押さえておきましょう。


水いぼ
いぼ


写真 画像.T


写真 画像.U

伝染性軟属腫ウイルスが原因で発生する水いぼ≠ノは、いくつか大きな特徴が見られます。

まず第一に水いぼ≠ヘ、大人よりも児童期(3〜15歳前後)によく見られる感染症であるということです。

その症状は、先の写真 画像.T】のようにプクッとした水泡のような盛り上がりを見せ、時間とともに大きくなります(概ね1〜5mm程度)。


水いぼ


写真 画像.V


写真 画像.W
患部の色は光沢を帯びていたり、少し赤みがかって見えたり写真 画像.V】と、症状によって異なってきますが、水いぼ自体は痛みや痒みが少ないため、自覚症状のない子供も多いようです。

※ ただし、アトピー性皮膚炎などの合併症を起していると痒みを伴います。


しかし、この水いぼ≠フ中には白い乳液状の液体が入っており、その中にはウイルスも含まれているため、下手にいぼ≠潰し水泡の中身が周辺の皮膚に付着するようなことがあると水いぼ≠ェ周囲に広がる恐れがあるので注意が必要です。

また、ヒト乳頭腫ウイルスが原因で発生するイボに対し、水いぼは体(胸/腹/脇の下…など)に出来やすいといった特徴が見られます。




水いぼは感染症のいぼ≠ナすが、その感染力はあまり強くありません。

したがって、空気感染するようなことはありませんが、ウイルス性の皮膚病なので、感染者と接触することによって感染するケースはあります。

そのため、肌と肌が直接触れ合う機会の多い夏場のプールなどを介して水いぼに感染(タオルやビート板などの共有も感染源になることがあります)することもあるので、アトピー性皮膚炎や湿疹など、皮膚の免疫力や抵抗力が弱っている状態にある方は、この時期は特に注意が必要かもしれません。

※ 近年は従来に比べ衛生管理も向上しており、スイミングスクールなどでは感染しにくい環境が整ってきているようです。


コレだけは押さえる!水いぼの治療法


先にも軽く触れましたが、水いぼの感染力はそれほど強くありません。

また、水いぼは時間の経過と伴に自然治癒するケースも少なくないので、症状が悪化していなければ、あえて治療は行わずしばらく様子を見ましょうと治療を見送る医師もいますが、主な治療法をいくつか紹介しておきましょう。




右記のように先端が丸く空洞になっている専用のピンセットを使って水いぼ中身を取り出す治療法がピンセット圧出療法です。

水いぼに関しては、この方法が最もポピュラーな治療法ですが、患部にピンセットを押し当て中身を押し出すため個人差もありますが、子供にとってこの治療法はとても痛いと感じるようです。

※ 最近は、外用の麻酔薬を使って治療前に痛みを和らげる病院もありますが、痛みが全くなくなるわけではありません。


水いぼ取りピンセット

そのため、ピンセット圧出療法を嫌がる子供は少なくありません。

したがって、場合によっては硝酸銀(薬品を患部に塗布して自然乾燥させる)などの薬品を使った治療法が試みられることもあります。

なお、このピンセット圧出法は、子供に代わって両親が自宅でできそうなものですが、ウイルスを含んだ水泡の中身が周囲の皮膚に飛び散らないように処理しなければならないので、できれば皮膚科等の専門医に処置してもらうことをおススメします。




冷凍凝固療法とは、文字通り患部を凍結させてイボ≠取る治療法です。

凍結剤には主に液体窒素が用いられますが、綿棒などに染み込ませた液体を患部に直接押し当て皮膚組織を壊死させますが、激しい痛みを伴うので、子供には不向きであり、あまり一般的ではないとも言われています。

なお、冷凍凝固療法の詳細については、イボ取り治療の基礎知識 [液体窒素療法 編]をご覧下さい。




痛みを伴わない水いぼ治療が、このヨクイニン療法です。

ヨクイニンとは、古くから利用されてきた民間療法のひとつで、ハトムギの殻(種皮)を取り除いた種子のことで、錠剤(あるいは顆粒)タイプのヨクイニンを服用するだけです。

ハトムギに含まれている成分コイクノライドという成分がイボ取り治療に効果があるとして、皮膚科でも内服薬治療のひとつとして患者に処方することがあります。

ただし、ピンセット圧出療法に比べ、ヨクイニン療法は必ずしも万人に効果があるとは限らないので、ダメもとで試してみる…くらいの気持ちで続けてみた方がよいかもしれません。





■ 水いぼ 豆知識 ■

水いぼはどのくらいで治る !?


特に幼少期の児童の身体にできやすい水いぼ≠ナすが、このウイルスは感染力・免疫反応が弱いので、症状が悪化しないようであれば、あえて痛みの伴う治療はせず自然治癒を待つ…というのも一法です。

水いぼを掻き毟ったりして周囲に感染させなければ、大抵の水いぼは半年程度の期間で治ると言われています。

ただし、水泡を潰した手で体中を触り感染範囲が広がったり、症状が悪化しているような状態にあると、完全に完治するまでには3年程度の期間を要するケースもあるようなので、水いぼができたら、一度、専門医に相談し適切なアドバイスを受けた方が良いかもしれません。




グルタルアルデヒド療法


殺菌消毒薬の一種であるグルタルアルデヒドがもっている細胞蛋白変性作用を利用してイボ取りを行う治療法がグルタルアルデヒド療法です。

この薬液を患部に塗布するとイボに感染した細胞が破壊され、しばらくすると塗布した患部が茶色く変色してくるので、その組織を剥離除去することでイボを取り除くことができます。

ただし、この治療法は児童や出血しやすいタイプのイボには、不向きな治療法だとされています。




水いぼ取りピンセット




水イボには木酢液が効くといった話もよく聞きます。

木酢液とは簡単に言ってしまえば樹木から抽出されるエキス≠フことです。

釜に放り込んだ木をじっくりと炭化状にしますが、炭焼きの際に出る煙を冷却し紅茶色の液体に変わったものが木酢液≠フ原液となります。

もともと酢≠ノは殺菌作用がありますが、アルコール類やフェノール類が多く含まれている木酢液には、酢の数十倍の殺菌力があるとも言われており、その殺菌作用などが水イボを改善するのではないかと考えられているようです。

しかし、木酢液は医薬品でないため、必ずしも万人に効くとは限りません。

また、中には建築廃材等を使用した劣悪な木酢液もあり、有害物質を多く含んだ製品も出回っているのようなので、水イボ治療に木酢液を利用するような方は注意が必要です。




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