親知らず 抜歯後痛みと腫れ

〜 知ってるようで意外と知らない !? 親知らずの常識・落とし穴 〜



コレだけは押さえる!親知らず 抜歯後の基礎知識
知っ得 !? 親知らず抜歯 Q&A



親知らず 抜歯後の基礎知識


親知らずの抜歯には痛みや腫れがつきものですが、抜く場所や生え方、あるいは成長度や状態(虫歯の有無など)によって、その程度は異なります。

通常、治療時間や歯(骨)の削り具合が長く(広い)、上顎よりも下顎の親知らずを抜歯する方が痛みや腫れが酷くなる傾向が見られます。

特に、横に寝転んだ状態で骨に埋もれているような親知らず(下顎水平埋伏智歯)を抜くのは非常に困難を極め、抜歯後の痛みや腫れも強いようです。


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通常、親知らずを抜歯する際には前もって局所麻酔を打つため、治療時の痛みはかなり軽減されるといえるでしょう。

※ 歯科医院によっては麻酔注射の痛みさえも軽減する塗り薬タイプの麻酔薬を塗布してくれる場合もあるので、個人差もありますが治療中はまったく痛みを感じない患者もいるようです。




親知らずの抜歯にともなう痛みや腫れは、通常、抜歯後に襲ってくるといっても過言ではありません。

そのため、痛みについては概ね麻酔が切れる2〜3時間後から徐々に現れはじめ、腫れについては治療後の翌日〜翌々日がピークになるケースが多いと言われています。


コレだけは押さえる!親知らずの抜歯 Q&A


 親知らずの抜歯にかかる時間はどのくらいですか?

親知らずの抜歯に要する時間は、状態(歯の方向/根の状態・深さなど)によって変わってくるため一概には言えません。

そのため、真っ直ぐ生えてきた親知らずであれば、ほんの数十秒(麻酔時間は除く)で抜けることもありますが、下顎水平埋伏智歯にあっては、一度歯肉を切開し歯を分割しながら徐々に抜いていくため、治療には1時間以上要することもあります。


 親知らずは抜歯前と抜歯後、どちらが痛みますか?

通常、親知らずを抜歯する際には麻酔注射を打つので、麻酔のかかり具合にもよりますが、治療中の痛みはほとんどありません。

そのため、痛みや腫れは抜歯後の麻酔が切れた後(2〜3時間後)に起こるのが一般的です。


 親知らずの抜歯後、痛みや腫れはどのくらいで引きますか?

一般的に、上顎に生えてきた親知らずについては、抜歯後の痛みや腫れはそれほどでもありませんので、治療後2〜3日もすれば痛みも気にならなくなる人が多いようです。

問題は下顎の親知らずです。歯の状態(歯の方向/根の状態・深さなど)にもよりますが、歯肉に埋もれているような親知らずを抜歯したような場合には、痛みや腫れが1週間程度続くこともあるようです。

また、痛みや腫れのほか、熱がでることもあるので、医師から抜歯直後の激しい運動や治療日の入浴等は控えるよう言われた場合は、必ずその指示を守るようにしてください。


 親知らずの痛みや腫れは抑えることができますか?

医師に処方してもらう鎮痛剤によって抜歯後の痛みを抑えることは可能ですが、鎮痛剤にも強力な種類のものがあるので、必ず医師の処方、用法・容量を守ってください。

また、患部を冷やすことで一時的に痛みが和らぐこともありますが、あまり冷やしすぎると治りが悪くなる場合もあるため、患部の痛みが我慢できない場合には治療を受けた医師に相談するようにしましょう。


 親知らずの抜歯後、特に注意すべき点はありますか?

親知らずを抜歯した日は痛みや腫れのほか、再出血や高熱がでてくる恐れがあるので、抜歯当日の運動や入浴は避け、できるだけ安静にしてください。

なお、抜歯後、数日たってから急激な痛みが襲ってくるような場合には、患部に食べ物などがつまり化膿している場合も考えられるので、一度、専門医に相談し適切な治療を受けてください。





酒類・タバコは止める ⇒⇒ 痛みや腫れが悪化する!

血餅(抜歯後の穴にできる血塊)は飲み込んだり刺激しない ⇒⇒ 再出血のもと!







■ 親知らず 豆知識 ■

痛みや腫れは最大級 !? 親知らずの王様とは?


親知らずの抜歯は痛い!腫れる!といったイメージが先行していますが、歯の状態(生えてくる方向/根の状態・深さなど)によって痛みや腫れの程度は大きく異なります。

中でも下顎水平埋伏智歯と呼ばれる親知らずの抜歯は、最も痛く腫れる歯として歯科医や患者から疎まれているようです。

下顎水平埋伏智歯(かがくすいへいまいふくちし)とは、下顎の親知らずが真横にゴロンと寝転がり骨に埋もれている状態の歯のことですが、この親知らずは非常に治療しにい場所にあり、リスクも高いので、大病院を紹介する一般歯科も少なくありません。





下顎水平埋伏智歯の主な治療法としては、まず歯肉(歯茎)を一度切開した後、下顎骨を削り、歯をバラバラ(2〜3分割)にしてから取り出す方法で抜歯を行います。

親知らず抜歯後の痛みや腫れは、通常、削り取った骨が広いほど増す傾向にあるので、最も状態の悪い下顎水平埋伏智歯を治療する際には、相当の覚悟が必要である!と言われています。

なお、下顎水平埋伏智歯の抜歯にともなうリスク(後遺症)としては、主に次のようなものが考えられます。


下顎の神経を損傷してしまうことによる感覚麻痺

開口障害 …など




不快な口臭を発する要因のひとつとして考えられるのが親知らずです。

親知らずそのものが、口臭の原因になるわけではありませんが、どうしても歯の磨きにくい場所に生えてくるために、生え方によっては、ブラッシングが思うように行えず、細菌の温床となってしまうようです。

その結果、食べカスによる臭いや、細菌感染による虫歯や膿による不快な口臭を放つ元にもなるため、親知らずの生え方によっては日頃のブラッシング方法を変えてみることも必要かもしれません。




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