体の悩み.com ~ 恥ずかしくて人には言えない身体的な悩みを解決&解消する総合情報提供サイト ~
毛じらみtop
Top水虫(白癬)歯いぼ・たこ・魚の目
性感染症ED(勃起不全)包茎・早漏その他の悩み
シラミというと、近年は子供の頭ジラミが再び流行の気配を見せているようですが、ひとくちに〝シラミ〟と言っても、その種類は実に豊富で、数百種類(1,000以上とも…)もの存在が確認されています。

シラミの種類しかし、人に寄生するシラミの種類は限られているようで、先に触れた頭ジラミを含めると、コロモジラミ、ケジラミの3種類に分類することができます。

そこで、人に寄生する、これら3種類の中でも、その感染経路から特に相談しづらいケジラミの特徴や症状、治療法についてまとめておくので、もしかしたら自分はケジラミ症かもしれない・・・と人知れず悩んでいる方は、少し参考にしてみてください。



ケジラミの生態・生息部位を知ろう!

ケジラミとは、ザックリ言ってしまえば6本脚を持つ昆虫のことですが、もう少し補足すると、人に住み着き、体表から吸い取る血液を栄養源にして成長と脱皮を繰り返す吸血性昆虫ということになります。

では、いったいどんな姿をもった昆虫なのか気になるとことですが、この点については言葉で説明するよりも、実際にその姿を見ていただいた方が早いので、まずはこちらの画像をご覧ください。

せっかくなので、毛髪に寄生する頭ジラミも並べてみましたが、こうして比較してみると、その違いがよく分かっていただけるのではないでしょうか。

ケジラミの画像ケジラミは頭ジラミに比べると、横幅が広く、左右に伸びた歩脚と先端にある大きな爪が特徴的なことから、カニに似た姿を持つ生物として例えられることがありますが、こうしてみるとあながち間違いではなさそうです。

では、このケジラミ、体系のほかにはどんな特徴がみられるのか・・・

外見以外の特徴についても少しまとめてみましょう。
生息場所(部位)
詳しいことはまだよく分かっていないようですが、ケジラミは陰部、それも性器周辺に生える陰毛を好んで寄生するという性質があります。

一説には、陰部にあるアポクリン線から分泌されるニオイが関係しているのではないかとする説もありましたが、腋や胸、臑、頭どころか、眉毛やまつ毛からも発見されたとする症例も報告されていることから、必ずしもアポクリン線が集中している部位の体毛にのみ住み着くとは限らないようです。

とはいえ、ケジラミの生息場所が、他の部位に比べて陰部の毛に多いというのは確かです。
生態
毛の根本に産み付けられた卵は3~4週間ほどで成虫(約1~1.5mm)となりますが、ケジラミの成虫は、頭ジラミに比べると、寿命は短く、20日ほどで終えます。

その間、1日に数個の産卵を繰り返すため、生涯で約30~40個ほどの卵を産むとみられています。
毛じらみのサイクル・イメージ
また、ケジラミは、あまり移動を好まない生物で、1日の大半は毛の根本にしがみついたまま過ごすため、ノミのように飛び跳ねるなどの活発的な行動は起こしません。



ケジラミの感染経路

ケジラミの寄生部位が陰毛に集中していることから、陰毛と陰毛が互いに触れ合う性行為が主な感染経路として知られていますが、実は直接感染だけでなく、間接感染してしまうこともあるようです。

感染経路イメージというのも、ケジラミは人に寄生する吸血性昆虫ですが、宿主である人から離れても、しばらく(2日程度)は絶食に耐えられるだけの生命力があるためです。

そのため、感染者が使用したタオルや寝具、あるいはトイレの便座、公衆浴場の脱衣カゴなどを介して感染してしまうというケースが報告されています。

しかし、頭ジラミに比べると、生命力は弱く、また動きが緩慢なため、ケジラミの間接感染は稀なケースと思って良さそうです。

ケジラミ症の症状

個人差もありますが、ケジラミに感染したことに自分が気付くまでの期間を潜伏期間とした場合、早い人で数日、遅くとも1~2ヵ月ほとで自覚症状が現れるといわれています。

他の深刻な症状を引き起こす恐れのある淋病や梅毒、コンジローマなどの性感染症とは違い、ケジラミが寄生したことによって生じる自覚症状はたたひとつ、ズバリ!掻痒感です。

掻痒を別の言葉で置き換えると〝痒み〟ということになりますが、その唯一の自覚症状である痒みの程度が尋常ではないといわれています。

症状イメージもちろん、寄生した部位やケジラミの数によって個人差もありますが、その掻痒感は酷いものになると夜も眠れない・・・人前でも掻かずにいられないほど激しい痒みに襲われるといった感染者にしか分からない苦しみのようです。

ちなみに、ケジラミ症は掻痒感が唯一の症状となりますが、そのあまりの痒さに、掻き過ぎて皮膚を傷つけてしまうことによる雑菌の侵入で二次感染(湿疹、膿痂疹や毛嚢炎など)を併発することもあります。

ただし、ケジラミ症は体内にウイルスや細菌を侵入させるような病原体を運ぶことはないため、他の性感染症に比べれば必要以上に怖れることはありません。

寄生の有無の見分け方(チェック方法)

ケジラミの数が少ない感染初期にあると発見できないこともありますが、成虫になると1~2mmほどの体長を持つため、顕微鏡などを使わなくても肉眼で確認することが可能です。

特に人の血を吸う吸血性昆虫なので、血を吸ったケジラミの体は赤茶色に変化するため、食後は見つけやすいと言われていますが、それでも発見できない場合は白い下着を身に付けてみるという方法が知られています。

下着というのも、血液を栄養源にしているため、下着を見れば、赤い点々(血液)に気付くからです。

そのため、下着に点々とした血痕が見られ、かつ、陰部の痒みが止まらないという人は、一度、ケジラミ症を疑ってみるべきでしょう。
治療・予防法の基礎知識
ケジラミ症の治療法・対処法は、いくつかあるようですが、世間一般に広く知られている主な治療手段・対処法は下記に挙げるとおりです。
ブラッシング 目の細かい櫛を使って毛の根元から丹念に梳くだけなので、最も手間暇のかからない対処法だが、1点注意しなければならない点がある。それは、ブラッシングで除去できるのは、ケジラミの成虫だということ。毛の根元にしっかりと固定するように産み付けられる卵までは取り除けないといわれているので、ブラッシングによる対処法は一時的なもので効果はあまり高くない。
剃毛 ブラッシングに次いで、手軽な手段として広く知られている対処法。ケジラミが毛にしがみ付いて1日の大半を過ごすこと、また、毛の根元に卵を産み付ける寄生生物であることから、毛そのものを剃り落してしまうことで、成虫が生息できないような環境にし、かつ、卵も除去できる有効な手段といわれているが、次のような問題点や理由もあって、完全には除去できない、あるいは剃毛したくない!といった事情も少なからずみられる。

① 毛の剃毛が不十分だと完全に除去できない!(場合によっては、他の部位に移動して寄生し続けるケースもあるとか…)。

② 部位(頭、陰毛など)によっては、剃毛すること自体に抵抗がある!…など
薬剤 上記のような対処法とは違い、治療を目的とした最も有効な手段が専用の薬剤を使った方法。
シラミ駆除目的で使用される薬品は、ピレスロイド系フェノトリンの殺虫剤ですが、現在、ピレスロイド系フェノトリンの薬品はパウダータイプとシャンプータイプの2種類あります。

いずれも大日本除虫菊株式会社(キンチョー)が、市販薬(スミスリンLシャンプー、パウダー)として販売しているので、誰でも自由に購入(ネットショップでも購入可!)することができますが、『スミスリン』シリーズは、第2類医薬品に指定されているため、必ず添付の使用方法や容量をしっかりと読んでから治療を行ってください。

なお、スミスリンを使った治療法は効果が高いと言われていますが、近年はピレスロイド系殺虫剤に耐性を持つケジラミも出てきているといった報告もあるため、中途半端な治療はせず、完治するまで根気よく続けることが大切です。
予防法
性感染症はコンドームなどの避妊具を使うことが予防(100%ではない!)につながるとよく言われますが、ケジラミは体液ではなく、毛にしがみつく寄生生物(昆虫)なので、コンドームなどの避妊具を装着したとしても、予防効果はありません。

したがって、ケジラミに寄生されないためには、感染者との性交渉はもちろん、寝具やタオルなどを共有しないこと以外に有効な手立てはありません。